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香りの京都 —— 日本の香の世界をめぐる旅
香りの京都 —— 日本の香の世界をめぐる旅
9月 19日, 2025

 

 

 

 

 

京都の空気は、木造の寺院や苔むす庭園の香りだけでなく、何世紀にもわたり受け継がれてきた「香(こう)」の文化にも満ちています。

香が日本に伝わったのは6世紀、中国からのこと。最初は仏教儀礼で用いられ、その後、貴族や武士の間に広まりました。宮廷では香を嗜む繊細な芸として洗練され、やがて「香道」と呼ばれる独自の道へと発展。茶道や華道と並び、香を味わう所作がひとつの美学となりました。江戸時代には人々の暮らしが豊かになるとともに「聞香(もんこう)」と呼ばれる香遊びが広まり、香りを聞き分けることが社交の楽しみとなっていきました。

日本の伝統的な線香は、アジアの他地域のものと異なり竹芯を用いません。沈香や白檀といった天然の香木を粉末にし、樹皮や水と練り合わせ、棒や円錐のかたちに成形して乾燥させます。その一本一本が、静かなる工芸の結晶です。

今日の京都では、香は精神的な祈りの場面と、日々の感性を楽しむひととき、両方で息づいています。市内には老舗の香舗が点在し、香りを「買う」のではなく「学び」「体験」できる場所が数多く残っています。旅人にとっては、時をゆっくりとほどき、香煙が記憶に残るひとときを味わうことのできる特別な巡礼です。ここでは、ぜひ訪れていただきたい4つの香舗をご紹介します。

 

 

松栄堂 本店 & 薫習館

住所:京都市中京区烏丸二条

営業時間:本店 9:00–18:00/薫習館 10:00–17:00

300年の伝統を持つ松栄堂では、優美な調合の香に加え、薫習館の「Koh-labo『香りのさんぽ』」香りづくりについてのプロセスや原料の学び、香道具の展示を楽しめます。

松栄堂を代表する香り『白川』は、京都を歩くときにふと出会う香り。祇園を流れる白川の名を持ち、寺院の静けさや町家の佇まいと溶け合って、旅の記憶に寄り添います。

その香りは Miru Kyoto Gionでも焚かれており、ご滞在中に京都らしい情緒をさりげなく感じていただけます。



 

 

山田松香木店

住所:京都市上京区室町通下立売上ル164

営業時間:10:30–17:00(不定休

こちらは原料そのものが主役。沈香や白檀といった希少な香木が工房のような空間に丁寧に展示されています。古典的な香から花や季節を感じさせる現代的なブレンドまで幅広く揃い、原料や粉末、電気式の香炉まで扱っています。

※松栄堂と山田松香木店では、香りのワークショップを不定期(通常は月に一度)で開催しています。日程は変動するため、事前にスケジュールと英語対応の有無を確認することをおすすめします。

 


 

 

林龍昇堂

住所:京都市中京区橋東詰町

営業時間:9:00–18:00(日曜休)

1834年創業の林龍昇堂は、創業当時からほとんど変わらぬ佇まい。三条通に静かに佇む木の看板が目印です。ここでは原料から香丸、香粉、線香まで、五感すべてで香を体験することができます。

 

 

 

 

 

尾張屋

住所:京都市東山区西之町201

営業時間:8:00–19:00(年中無休)

Miru Kyoto Gion近くにある小さな香舗。規模は小さいながらも、温かみある空間が広がります。旅の途中で気軽に立ち寄り、思い出に残る香を手に入れるのにぴったり。新門前通を歩きながら訪れたい一軒です。

 

 

 

 



薫玉堂

住所:京都市下京区堀川通西本願寺前

営業時間:9:00–17:30

400年以上の歴史を誇る、京都最古の香舗。伝統的な線香や匂い袋だけでなく、香りをまとったキャンドルも揃えられています。まるで香りの博物館のような空間に足を踏み入れると、時がゆるやかに流れ、香煙が心に残ります。

※上記の店舗は不定休の場合もあります。訪れる際は、事前に営業日を確認されることをおすすめします。



 

 

 

 

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