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京都で銭湯はいかがでしょうか
京都で銭湯はいかがでしょうか
1月 12日, 2024

この季節は温泉旅行に行かれる方も多いと思いますが、旅先でローカルな銭湯に立ち寄ってみるのも楽しい冬の旅ではないでしょうか。日本人のお風呂文化を再発見したり、地元の人たちの会話の中で気になるお店を耳にしたり、思いがけない出会いが待っているかもしれません。

今も地元の人に愛されるレトロな銭湯も、現代的なファシリティを備えたスーパー銭湯も、旅で少し疲れた体をリラックスさせてくれるでしょう。このブログでは、京都を旅行中に思い出していただきたい、おすすめのお風呂をご紹介します。

玉の湯

Miru Kyoto Nishikiからは徒歩10分、Miru Kyoto Gionからは徒歩15分と、どちらにステイしていても徒歩圏内の玉の湯は、文字通り街中のオアシスです。家族経営の3代目にあたる現在の女将さんは陶芸家でもあり、銭湯の外観やインテリアにもセンスが光ります。タトゥーOK、電気風呂や薬風呂、ジェットにサウナ、ユニークなイラストなど、3世代の歴史と現代的な魅力が融合した玉の湯は、夜0時まで営業されています。

サウナの梅湯

「銭湯を日本から消さない」をモットーにする銭湯継業集団の若きアントレプレナーが経営する、サウナの梅湯。外国人ゲストも多い京都でタトゥーOKを掲げ、リラクゼーションの場としてだけでなく、DJイベントの開催や物販など文化発信の場としても注目を集めています。JR京都駅や四条河原町といった繁華街から徒歩圏内で、定休日の木曜日以外は深夜2時まで営業。週末は朝6時から12時まで朝風呂も楽しめます。お風呂の種類も多く、シャンプーなどのアメニティも用意されているので、さくっと気軽に立ち寄れます。梅湯で新しい京都を感じてみてください。

白山湯 六条店

地下鉄五条駅の近くにある白山湯六条店は、京都の銘菓にも使用される地下水を水風呂に使用。大きな浴槽やジャグジー、日替わりの湯が楽しめ、地元の人だけでなく外国人観光客からも人気です。女風呂は、広々としたレイアウトで薬湯の外湯があります。お風呂に必要な小物が販売されているのも便利。大きな浴槽で京都散策で疲れた体を癒したあとは、お風呂上がりの冷たいドリンクが待っていますよ。

天山の湯

観光スポットとして外せない嵐山エリアに、地元の人にも人気のスーパー銭湯があります。天山の湯は天然温泉で、源泉は地下1200m。京都盆地では初めてのナトリウム・カルシウム塩化物泉で、海から離れている温泉には珍しく海水(19000ppm)に近い高濃度の泉質(9146ppm)が確認されています。こちらのお湯の効能は、お肌がしっとりすべすべになる美肌効果。自慢の温泉水を使用した足湯や、デトックス効果も期待できる遠赤外線の足湯もあります。温泉水の自然の力や現代的な技術をうまく活用し、心も体も癒してくれるでしょう。

館内にはメニュー豊富なお食事処もあるので、お風呂でリラックスしたあとはお腹も満たすことができます。深夜0時まで営業されているので、観光のあとでもゆっくりと滞在できるスーパー銭湯です。

銭湯を訪れることで、京都のローカリティ―をより身近に感じていただけるのではないでしょうか。リラクゼーションの場や、町の歴史やコミュニティを受け継ぐ場として大切な銭湯は、ありのままの(裸の)京都を知る鍵かもしれません。全国共通とも言える公衆浴場でのマナーを守りながら、京都の銭湯文化に触れてみてください。

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