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必見!年末の京都の楽しみ方
必見!年末の京都の楽しみ方
12月 8日, 2023

冬の京都は、文化的で神聖な伝統行事が多く開かれるだけでなく、豊かな冬の味覚があふれる季節でもあります。嵯峨野エリアのロマンティックトレインでの風光明媚な旅から、除夜の鐘の神秘的な響きなど、貴重な文化や伝統に触れることができるでしょう。京都での年末の楽しみ方と隠れた魅力をご紹介します。

嵯峨野ロマンチックトレインにときめく

嵯峨野ロマンティックトレインは、四季折々の景色を楽しむことができるアトラクション。嵯峨野トロッコ駅から亀岡トロッコ駅までの約25分間は、保津峡渓谷の春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節の移り変わりを眺めることができます。のどかな冬景色の中を走る冬の列車に乗れば、空気が澄んだ静かで魅惑的な景色が待っています。

京都駅から15分ほどのトロッコ嵯峨野駅から、京都の史跡のジオラマが展示されているジオラマ京都ジャパンを訪れたり、レンタサイクルで嵐山を巡ってみてはいかがでしょうか。

嵯峨野ロマンティックトレインは、JR西日本のウェブサイトで事前にチケットを予約するのがおすすめです。京都の四季を巡る風光明媚な鉄道の旅を楽しみましょう。

平安神宮で忘れられない光と映像美を体験する

NAKED,INC.の独創的なプロジェクションマッピングが、幽玄な輝きを放つ平安神宮で1年を振返ってみませんか。応天門と大極殿、そして明治時代から続く東神苑が、幻想的な光のアートに包まれます。また、尚美館でも光の演出が楽しめます。

121日から25日まで催される平安神宮の「NAKEDヨルモウデ」で、アーティスティックな静寂に包まれながら一年を振返ってみませんか。

新年を迎える除夜の鐘

大晦日の夜と言えば、近所のお寺に集まり除夜の鐘をつく伝統的な行事が行われますね。古くは人間の煩悩の数と言われる108の数だけ鐘が突かれていましたが、回数を超えてもすべての人が鳴らし終わるまで続ける寺院も増えてきました。年に一度のこの伝統的な儀礼の体験·見学できる寺院をご紹介しますので、京都での年越しをお考えの方は足を運んでみてください。

知恩院

京都で除夜の鐘と言えば、知恩院。穏やかな空気に包まれた境内には、法然を祀る上層部の霊廟から、御影堂や修道堂といった中層部の重要な建造物、そして下層部の印象的な山門に至るまで、素晴らしい建築美が続きます。国宝や重要文化財に指定されているものもあり、これまで大切にされてきた歴史を知ることができます。

大晦日の除夜の鐘は、住職たちによって108回鳴り響き、その姿を間近で見ることは特別な体験となるはずです。

永観堂

永観堂として親しまれている禅林寺は、平安時代の貴族たちの別荘が僧侶たちに寄付され、寺院として改修されたというユニークな歴史があります。禅林寺と名付けられたのですが、第七世永観律師(ようかんりっし)の名に由来し永観堂という名称が生まれました。絵のように美しい石庭と、精巧に描かれた襖で飾られた釈迦堂は必見です。

永観堂では、大晦日の夜9時から10時に参拝すると一般の参拝者でも除夜の鐘をつくことができます。一年の締めくくりに、自分で鐘をついてみてはどうでしょうか。

八坂神社

八坂神社は1350年以上にわたって崇敬され、祇園社としてもその名が知られています。本殿と提灯に照らされた舞殿が美しく、日本三大祭りの一つ祇園祭の開催地としても有名ですね。桜の季節には多くの花見客が訪れ隣接する円山公園は絶好の花見スポットとなっています。

毎年大晦日には、除夜祭とをけら詣りが行われます。午後7時除夜祭斎行ののち、宮司以下祭員によって境内に吊された灯籠にともされ、人びとの願いを記した「をけら木」とともに夜を徹して焚かれます。参拝者はこの「をけら火」を火縄に移して消えないように持ち帰り、かつては新年の雑煮を炊く釜の火種や神棚の灯明にして、一年間の無病息災を祈願したそうです。かたちを変えながらも続くこの伝統を、ぜひ体験してください。

京都で味わう年越しそば

一年の締めくくりは、長寿と繁栄を祈願していただく年越しそばですね。旅先でも必ず食べておきたい、日本人にとって大切なもの。年末年始を京都で過ごす皆様のために、当ホテルおすすめのお蕎麦屋さんをご紹介いたします。

三味洪庵 東山三条店

岡崎エリアの中心に位置する三味洪庵では、落ち着いた雰囲気の中でこだわりのお蕎麦と多彩なお料理が味わえます。風光明媚な白川運河のほとりにあり、伝統的な木造建築とそば挽きと白い暖簾が目印です。

本家 田毎

本家田毎は、食堂のような大衆向けのお店として創業しましたが、5代目店主のもと隠れ家的蕎麦の専門店として生まれ変わりました。5代目店主は革新的な東京の蕎麦店で修行したのち、品質と伝統にこだわり田毎の改革に取りかかりました。現在でも関東のそばの技と関西のだしを融合させた豊かで新しい蕎麦の味を追及しています。進化し続ける冬の名物料理として大変人気です。

松葉

爽やかな冬の日は、松葉の温かいおそばに癒されてみてはいかがでしょうか。ニシンの甘露煮と湯気の立つ温かいそばのコンビネーションが美味しいにしんそばを、ぜひ召し上がってみてください。大晦日には、長寿と幸福を象徴する「年越しそば」としてどうぞ。

京都の冬の魅惑的な体験を探検しながら、京都の魅力と隠れたスポットに出会える、そして日本の伝統の心に深く浸る旅になることを願っています。この冬、歴史と伝統が息づく美しい街で出会える楽しい発見を通して、みなさんにとって大切な思い出がたくさんできますように。

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