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ニセコで北海道の歴史を巡る
ニセコで北海道の歴史を巡る
8月 1日, 2022

生き生きとした手つかずの大自然と圧倒的なスケールを誇る景観。北海道といえばどこまでも続く自然美が魅力ですが、意外にもニセコ周辺には縄文時代まで遡る歴史的なスポットがあるのをご存じですか?今回は、国際的な街となったニセコの歴史的な時間を巡ってみましょう。

ニセコ周辺の歴史スポットをご紹介します。

白老国立博物館とウポポイ公園でアイヌ文化と触れ合う

日本で唯一認められている先住民族であるアイヌ民族は、その起源や歴史はほとんど知られていません。⁣

縄文時代(紀元前1万4500年~西暦300年)に北海道に定住し、狩猟採集生活を送っていたことがわかっています。⁣

アイヌの人々は万物には霊が宿っていると信じています。多くの神々の存在を信じる信仰において、最も重要な神の一つとされるのが「キムウンカムイ(熊と山の神)」で、そのクマは神々の長、つまり“カムイ”と信じられています。⁣

白老市にある国立博物館と公園ウポポイは、アイヌの文化を知る旅の始まりに最適な場所です。年中無休で開館しており、アイヌの人々のユニークな工芸品、音楽、料理に触れることができます。

世界に2万5千人から20万人しかいないといわれるアイヌの人々。⁣

⁣この機会に是非アイヌ文化に触れてみてください。⁣

4,000年の時を感じる「曽我北栄環状列石」

(photo by @hilogram)

ニセコ東山スキーエリアの南方にひっそりと佇む、「曽我北栄環状列石」と呼ばれる美しい史跡。⁠

縄文時代後期(4000年前)から存在するこの遺跡は、数千年もの昔から人々の暮らしがあったことを教えてくれます。雪に覆われていない今の時期だから見ることの出来る「曽我北栄環状列石」で、ニセコの歴史を感じてみて下さい。

世界文化遺産の一つ「北黄金貝塚」

(photo by @piyotamanaminon49)

北海道アイヌ民族の成り立ち、縄文文化を感じてみたい方には、洞爺湖近くの北黄金貝塚がおすすめ。当時の人々の生活を肌で感じることができます。⁠

国内最大最古の水場の祭祀場がある巨大な貝塚として、今では世界文化遺産の歴史公園となっている北黄金貝塚ですが、はるか昔は私達の先祖が住んでいた場所だと思うと興味深いものがありますね。ここに暮らしていた縄文人は海などの天然資源に恵まれ、農業に勤しんだ本州の縄文人とは生活様式や食生活が異なっていたため、倭人とは異なるアイヌ民族の文化が広まったのではないか言われています。⁠

北海道独自の歴史文化を感じてみたい方、興味のある方はぜひ北黄金貝塚を訪れてみてはいかがですか?⁠

最高のパウダースノーとしての評判のみならず、世界各地から集まった文化が混ざり合い独自の発展を続けるニセコ。意外にも長く歩んできた歴史的な背景とともに、より深くニセコの魅力感じてみてください。ニセコで役立つ情報やおすすめスポットについてインスタグラム@miruniseko でご紹介しておりますので、是非フォローしてみてください!

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